グローバルダイナミクス

グローバルダイナミクス

状態軌道

状態軌道

ヒトは複雑な実世界の環境の中で、非常に多くの自由度と感覚器官を持つことによって適応的で多様な行動をすることができると思われるが、その情報は膨大であるためヒトはある程度、情報を選択、縮約して運動生成していると考えられる。身体力学構造を把握する上で細かな振る舞いは捨て、身体力学構造を大域的に捉えるために、節目となるような一部の情報に着目することが重要というこの考えをグローバルダイナミクスアプローチと呼ぶ。

[1] T. Yamamoto and Y. Kuniyoshi, “Global Dynamics: a new concept for design of dynamical behavior,” EpiRob, 2002.